8.こうやって寝心地をよくしましょう

日本睡眠科学研究所により、様々な実験結果に基づいて、寝床内温度33±1℃、湿度50±5%RHが快適寝床内気象の目安として提案されています(「SLEEP COMFORT ZONE」と名付けられている)。

ただ、これは布団の中での温度・湿度で、寝ている人の体温の変化や発汗量の影響がある中でこれをうまくコントロールすることは、一般家庭ではなかなか容易ではないと思われます。実際上は、部屋の温度や湿度の調整、および布団や毛布の枚数、寝巻での調整になることでしょう。

人間は、寝ている間にコップ一杯程度発汗するそうです。これは、熟睡するためには体温を下げる必要があり、汗をかくことで体内の熱を発散させていることによります。

仰向けで寝ている場合、背中とふとんとの間の局所的な湿度は、80〜90%に達しているそうです。そのため、布団と接している体の部分は、だんだん不快だと感じられていきます。

ですから、布団がジメジメしていると発汗が起こりにくく、安眠・快眠の妨げになります。したがって、よりよい睡眠のためには、布団をこまめに干すことが重要になります。同じように、シーツをこまめに交換することも大切です。

しかし、住宅事情により布団を干すのが容易ではない、あるいは昼間不在のため布団を外に出しておけないなど、頻繁にはできない事情があるかもしれません。

このような場合には、ふとん乾燥機が大変重宝します。日光に当てることはできませんが、湿気の除去の面では十分な効果が得られます。また、敷き布団の下に敷くだけで布団の湿気を吸収してくれる除湿用のシートなどもありますので、これらを活用するのも1つです。

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