5.なんといっても環境です

短時間睡眠の体得は、熟睡できることが前提となります。そのため、熟睡につながるように寝具に関して工夫するのがよいです。

敷き布団
敷き布団は、柔らかく体が沈み込むようなものだと、広い面積で体重を支えることになります。これは睡眠にとって良いように思われるかもしれませんが、広い範囲で筋肉の緊張が継続されるため筋肉の疲れがとれず、熟睡につながりません。

一方、硬い敷き布団の場合は、比較的限られた範囲で体が体重を支え、その箇所の筋肉の緊張の程度は柔らかい布団の場合よりも大きくなってしまいます。ところが、寝返りを打つことによって筋肉は交代で休息をとることができ、熟睡に対して有利となります(硬すぎるのも問題ですが)。

マットレス
マットレスは柔らかすぎると、相対的に重い腰やお尻の部分だけが沈み込み、頭や脚が持ち上がってしまいます。この結果、体に大きな湾曲が発生し、周辺の筋肉に負担がかかり、肩こりや腰痛の原因になることがあります。

近年では、生産技術の向上により、以前に比べて格段に快適性が増していますので、今使われているマットレスを見直してみるのもいいかもしれません。


枕の目的は、睡眠中にも立っているときと同じような自然な姿勢を保つことです。頭が沈み込むようなだと、頸椎(首の骨)に継続的に負担がかかってしまいます。これにより脳への血の巡りが悪くなり、脳の休息の面で非常に条件が悪くなってしまいます。

反対に、枕が高すぎると、後頭部が持ち上がることで喉が詰まり、いびきや肩こり、首の痛みの原因になってしまいます。

いびきの防止
いびきをかいている人は一見、熟睡しているように思えるのですが、実は熟睡できておらず、睡眠の質が悪い状態にあります。

いびきは、睡眠中にさまざまな理由で上気道が狭まり、その状態で無理やり呼吸をすることによって、のどの奥が振動することによって生じます。そのため、いびきには下記の重大な問題が潜んでいます。

・気道が狭まっているのでどうしても酸素不足になり、熟睡することができません。
・熟睡できないことから、睡眠不足や体力の消耗、体調不良につながります。
・日中に強い眠気を感じます。また、集中力や記憶力などが低下します。
・ひどい場合には、睡眠時無呼吸症候群のほか高血圧の原因にもなります。

いびきは、気道を確保するような工夫をすれば防止することができます。これを目的にしたさまざまなタイプのいびき防止グッズがあるので、探してみて下さい。

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